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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第83章 最終話 You belong with me ☆




幸せ…大好きな人と結婚して、愛して愛されて、これからもずっとこの幸せが続きますように。


「っあ…ァッ…ぅ…ンッ」

「っイキそ…」

「っ…わたしも…イク…っ…いくっ」


びくんと身体がのけ反り、その後お腹の奥がキュゥと締まると身体が痙攣した。
同時に秀一のモノもぴくぴく脈打っていて、同時に果てたんだと嬉しくなる。


秀一の流し込む愛を受け止めながら、わたしは彼にキスをする。


「大好き」

「俺も好きだ」


好きって何度言っても足りないくらい





赤井side


結局、予定より少し遅れて出動した俺。

デスクに腰掛けて事件の捜査資料に目を通していると、キャメルが昨日の課題を持ってやってきた。


「これ、調べておきました。」

「あぁ、助かる。」

「珍しいですね。赤井さんがこの時間に来るとは。」

「ちょっとな」

「サラさんに、仕事に行かないでーーって言われたとか?」


なぜわかるんだ…
いや、行かないでとは言われていないが、要約するとそういうことだよな?

キャメルのたまに発揮される洞察力に脱帽していると、俺のスマホにメッセージが届いた。


「今日は朝から秀一の仕事の邪魔してごめんね。
でも、すごく幸せな朝だったよ。
お仕事頑張ってね。次帰ってくる日何が食べたいか考えておいて;)」


そのメッセージを見て、はぁぁ…とため息を吐く俺。
そんな俺にキャメルが首を傾げる。


「どうしました?」

「帰りたい。働きたくない」

「ええっ!赤井さんがそんなこと言うなんて!!」


俺も自分で驚いている。
正直朝のあれだけじゃ足りないんだよ俺は。

本当はもっと、四六時中、もうサラが無理と言うまで、俺から何も出なくなるまで、サラを抱いていたい。

そんなことをひっそりと心の中で思いつつも、実現は今は難しい。

ガッ…と自分と頬を拳で殴って気合いを入れると、俺は事件の資料に再び目を通し始めた。

隣でキャメルが軽く引きながら


「赤井さん…お労しい…」


そう呟いていたのが小さく聞こえた。




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