第83章 最終話　You belong with me ☆

ふ…と黒くなったスマホ画面を見たサラは、少し安心したように俺に擦り寄ってきた。


「好き…秀一…ずっと変わらないよ？」

「俺のこと、愛想尽かしたりしていないか？」

「するわけない。してたら、ご飯作って待ってたりしないよ？」

「そうだな…おいで？キスしたい」


愛しくてたまらなくなって、俺はサラを抱き寄せながら唇を重ねた。


「んっ…ん…」


何度かキスを重ね、少しだけ舌も絡めた後、額をくっつけてサラの頬を撫でながら言う。


「明日会えない分、抱いていいか？」

「…うん。秀一とずっとくっついていたい」


そんな可愛いことを可愛い声で、可愛い表情向けて言われると、俺は一瞬でサラの虜になる。


さっきまでよりも深いキスを繰り返し、舌をくちゅ…と絡めながら部屋着の下に手を入れた。

サラを抱くのは3日ぶりだ。

たった3日。それでも俺には長過ぎた。


久しぶりに感じるサラの体温が愛しくて、触れるたびにサラから漏れる甘い吐息が俺を狂わす。


「んぁっ…秀一…っ…ぁ…」

「サラ…」


胸だけじゃ足りなくなり、俺は太ももを撫でながらショーツを下げた。

とろ…と引いた糸に触れ、サラも感じてくれているとわかるとより興奮が加速した。

脚の間に手を入れて割れ目をなぞるとチュク…と潤った音が響く。
そして、その割れ目のナカに指を侵入させようとした時


「っ…しゅ…いち…」

「ん…？…どうした？」

「っぁ…ごめ…ちょっと…」

「？」