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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第82章 ひまわりの約束 ☆




それを見た秀一が意地悪にわたしに笑いかける。


「どうして火を止めた?」

「っ…だって、火をつけっぱなしだと危ないでしょ?」

「危ないとは?」

「…キスだけのつもりだった?」


期待したのはわたしだけ…?と、しゅんと眉を下げると秀一は優しく笑いながらわたしを抱き寄せる。


「今すぐお前をいただきたいところだが、お楽しみはベッドの上にとっておくよ」

「…じゃあ、ベッドで今我慢した分もしてくれる?」

「約束だ」


秀一は自分の小指でわたしの小指を絡め取ると、優しく笑いながら言う。

その優しくてハンサムな笑顔につられて、わたしも自然と笑顔になる。


「わかった。じゃあ、料理再開ね?」


お楽しみはお預けということに納得したわたしは、一度止めたコンロの火を再度点火した。



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