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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第81章 恋人じゃなくなった日 ☆




「ねえ、大変だったでしょ?この1ヶ月」

「まあ、それなりにな」

「仕事もしながら挙式の準備もして、ちゃんと毎晩帰ってきてくれてたもんね。」

「お前も、1ヶ月放置していたのに文句一つ言わずに待っていてくれてありがとう」


お互い、感謝の気持ちを伝えながら頬にキスをし合った。


「こういうの、いいよね」

「?」

「ありがとうを言い合って、キスするの。
ずっと続けていこうね。」

「あぁ。そうだな」


そんなことを言うサラがまた可愛く、俺はサラの頬に手を添えて唇を奪った。

テラスから見えるハワイ島の真っ青な海に、サンセットが浮かぶ。
夕焼けが2人を包んで、祝福してくれているみたいだ。


「でも、大人っぽい甘い雰囲気もいいけど、いつまでも子供っぽいイチャイチャもしたいよね」

「子供っぽいイチャイチャとは?例えば?」


そう尋ねると、サラはうーーん。と考え込んだあと、いたずらっ子のように笑って俺を見た。


「ねえ、このドレスってこの後どうするの?」

「?購入しているから、この後はクリーニングで引き取ってもらって、終わったら自宅配送だ。
それがどうした?」

「クリーニングするってことは、多少汚れても大丈夫だよね?」


そう前置きしたサラは、スッとベンチから立ち上がると俺の手を引いた。


「ねえ、こっち来て?」

「?」

「秀一の身長差好きだから、立ってキスしよ?」


可愛く上目遣いで首を傾げられると、俺はNOとは絶対に言わない。

大人しく手を引かれて立ち上がり、サラの誘導する位置に立つとサラが首に腕を回して目を閉じた。

立ってキスするのが、そんなに好きなのか…?

なんで思いながら、ゆっくりとサラの唇を奪いに行ったその時



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