第80章 Marry's Song ☆

サラのナカに俺の肉棒が出たり入ったりするたびに、サラから溢れた白い愛液が絡んで見えて、興奮した。

グチュッ…ずちゅっ…


「あっ…あァッ…っんっあッ」

「サラ…好きだ…好きだよ」


バスルームに響き渡るいやらしい水音、熱い吐息混じりの鳴き声に甘い言葉。

全部が興奮を掻き立てて夢中になって腰を振ると、限界は思った以上に早かった。


「イク…」


サラに、中に出してもいいか？と尋ねる余裕すらなく、俺はサラの子宮に大量の精液を注ぎ込んだ。

ぶるぶると身体を震わせながら、一向に終わらない射精を全部サラの身体にぶつける。

ここまでしても、まだ不安なんだ。
また、お前の頭から俺がいなくなるんじゃないかって。


サラはそれを全部受け止めながら、俺の頬を手のひらで撫でた。


「赤井さん…大好き…」

「俺も…俺の方が、好きだ」


俺らしくもなく張り合って笑った。

はやく、サラと家族になりたい。
一分一秒でもはやく。

そんなはやる気持ちを必死に隠しながら、サラの額にキスをした。


「おかえり、サラ。
もうどこにも行かないでくれ…」


祈るようにそう伝えると、サラは弱々しい力で俺をぎゅっと抱きしめ返しながら呟いた。


「だいすき…」


そして、久しぶりの過激な情事に疲れたのか、こてんと俺の腕の中で意識を失った。

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