【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第80章 Marry's Song ☆
指を折り曲げ、蜜壺の入り口をなぞられた瞬間、グチュッ…といういやらしい音とわたしの嬌声が響いた。
「っああァッ」
「サラ…っ…」
はあはあと荒く息を吐きながらわたしの身体を貪る赤井さん。
口も手も緩めず、胸の突起を舌で何度も舐めまわし、吸い上げながら利き手の指を2本一気にナカへ挿入した。
じゅぷぷ…ッ
「っやあぁっ」
思わず身体を弓形にのけ反らせながら感じるわたしを構うことなく、赤井さんの指はナカでバラバラに動き、親指で陰核を潰した。
「あっ!や…ァッあっダメ」
彼らしくない強引な愛撫に戸惑いつつも、気を抜けばあっさりと頂点まで持っていかれそうだ。
ぐちゅぐちゅと止まることを知らない蜜液の音に頭を溶かされそうになりながらも、わたしは震える手で赤井さんの手を静止した。
「っ…あかいさんっ」
「…っん?」
「ねえ、どうしたの!?」
「え…?」
突然、わたしが心配そうにそう尋ねたからか、赤井さんはふと我に帰ったように目を丸くした。
「いつもより…なんていうか…」
「…すまない。っ…サラ…」
感じてる違和感を言葉にしようとした時、その前に赤井さんがわたしの名前を呼びながらぎゅっと身体を抱きしめた。
わたしを抱きしめる彼の腕は少しだけ震えていて、首元にじんわりとかいた汗が彼の必死さを伝えてる。
「余裕がないんだ…」
「赤井さん…」
「俺のことを思い出してくれたことが嬉しくて、はやくお前に触れたくて、もう二度と俺のことを忘れられないようにしたくて
…余裕がない」
絞り出すようにそう言った赤井さん。