【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第78章 彼方まで光を ⭐︎
その言葉と同時に、サラはまたペニス全部を咥え込み、喉の奥に押し付けるディープスロートをする。
段違いの快感が脳に突き抜け、俺はあっさり高みから落とされた。
「…ッ…っイク…」
ビュッ…びゅる…
我慢も虚しく、俺はサラの口内に白濁の液を流し込んだ。
サラは伏し目がちにそれを受け入れると、性器に残った精液を吸いながら口を離し、ごく…と喉を鳴らす。
「ん…おいしい」
そう言って俺を見て微笑むサラを見て、俺は思わずサラの腕を引いて今度は俺がベッドに押し倒した。
ドサッ…
スプリングが揺れ、突然押し倒されたサラは目を丸くして俺を見た。
「今度は俺がお前をいただく番だ」
「…待って…もう、十分なの」
「…それは、俺に触れられるのはもう十分という…」
「違うの!そうじゃなくて…
もう、十分濡れてるから…挿れてほしい」
恥ずかしそうに顔を赤らめながら、そんないやらしいことを大胆に言ってのけるサラ。
俺はサラの両脚を大きく開き、さっきイッたばかりの性器を掴んで上下に扱くと、すぐに復活したソレに避妊具をつけ、入り口にあてがった。
ズズッ…
「あっ…」
仰け反ったサラを逃げられないようにギュッと抱きしめ、俺は奥の奥まで深く突いた。
ジンに触れられたところ全て、されたこと全部、俺の感覚で掻き消したいと思ったから。
「あっ…あかいさッ…ァアッ」
「っ…ん?」
「っわたし…汚くない?」
サラは身を捩らせながら、不安そうに涙を浮かべてそう聞いた。
俺はその涙を親指で拭うと、額にキスを落とし耳元で囁いた。
「綺麗だ」
そう言うと、拭ったはずの涙をまたじわりと浮かべながら、サラは俺の首に腕を回して抱きついてくる。
「ごめんね…思い出せなくて」
「謝るな」
「でも大好き…」
絞り出すような声が俺の耳に届いた。
俺はもう一度サラの身体を固く抱きしめ、こめかみにキスをした。