【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第76章 それを愛と呼ぶなら ☆
挿れたい…
その一心で、俺はカチャカチャとベルトを外して猛った欲望を取り出すと、イッたばかりのサラの脚を開いて真ん中にそれを当てがう。
「…熱い…」
ピト…と入り口につけた瞬間、サラが俺の耳元で吐息混じりにそう言った。
たまらなく興奮した俺は、サラの耳を舌で舐めながら、腰を前に押し出そうとした
その時
ピリリリリ…
ピリリリリ…
突如として鳴り響いた俺の仕事用のスマホの着信音に、一気に現実に引き戻される。
クソ…電源、切っておけばよかった。
やめたくない。このまま、サラを最後まで抱きたい。
そう強く思い、構わずナカに押し入ろうとしたとき
「でんわ…大丈夫?」
「…あぁ」
そう返事はしたものの、着信音は止まることなく鳴り響いている。
「でも、すごい鳴ってるよ?」
「…それより、お前と…」
「待ってるから。」
「?」
「電話を終えたら、電源切って戻って来て?
…今度はわたしがするから…その…赤井さんの…口で」
ね? と、俺を見つめながら可愛い顔をして笑うサラ。
こんなに、お前を欲しがって欲しがり過ぎて我慢も自制も効かずに情けない…
俺はサラの額にキスを落とすと、ソファーの上に1人残し、ボクサーを履き直して電話を取りに向かった。
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