【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第76章 それを愛と呼ぶなら ☆
胸にかかったシャンパンを綺麗にするみたいに、赤井さんの舌が這う。
舌先で突起をくすぐられると、面白いぐらいに身体が跳ね、同時に甘い声が溢れてくる。
「あっ…赤井さ…っ」
どうしよう。嬉しい…
こんなふうに触れてくれるのが、すごく嬉しい。
前もこんな風にしてたの?
触れられた場所がとろけていくような、甘くて熱い時間を2人で過ごしてたの?
それを、赤井さんだけが覚えてる。
思い出せず、初めて味わうこの快楽に身を任せていると、赤井さんの舌が胸からお腹、へそと下へ下がっていく。
そしてわたしの太ももを左右に開くと、内側の秘部に近い場所に吸い付いた。
「ああっ…」
「サラ…まだ触れていないのに、糸が垂れているな」
「っ…言わないで…恥ずかしいから」
自覚はある。さっきから赤井さんの舌が動くたびに、身体の奥からトロトロの蜜が溢れて流れ出していること。
止める方法なんて分からないわたしは、その意地悪な言葉責めですら、また新しい蜜液が溢れ出してしまう。
「どうして欲しい?」
そんな意地悪な問いかけを、色気しかない目線とともに投げかけられる赤井さん。
言わせないでよ…
赤井さんに全部触って欲しい。
赤井さんとこのまま最後までしたい。
もっと滅茶苦茶に愛してほしい。
そんなの、言わせないでよ、バカ…
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