【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第76章 それを愛と呼ぶなら ☆
サラの小悪魔な質問に理性を飛ばした俺は、そう答えると今度は唇に食べるように食いついた。
「んっ…ぁ…」
くちゅ…と舌を絡めると、いつもは甘いサラの味が、ほんのりフルーティーなアルコールに変わっていた。
じゅ…と吸うと、シャンパンを飲んだかのように頭がクラクラしてくる。
夢中になってサラとの久しぶりの甘い口づけを味わっていると、サラもそれに応えるかのように舌を絡めてきた。
どうしてだ?
なぜ嫌がらない?
お前は、俺を忘れているんだろう?
なのに、今俺のキスに答えてくれているのはなぜだ?
「っ…サラ…」
「え…?」
「俺を殴れ。」
「…」
「歯止めが効かなくなる。」
だめだ。これ以上は。
下手をすると、サラを襲ってしまう。
滅茶苦茶に壊してしまう。
理性をかろうじて繋ぎながらそう言った俺だが、サラは俺の首に腕を回して抱きついた後、熱い視線を送りながら言う。
「続き、したい…」
「サラ…」
「しよう?触って…?」
もう、歯止めが効くはずもなかった。
俺はもう一度サラの唇を奪い、舌を味わいながら、シャンパンでびしょ濡れになった部屋着を脱がせた。
下着姿のサラを見るのはいつぶりだろうか。
黒の下着が白い肌をより際立たせて、思わずごくっと喉を鳴らす。
胸元に流れるシャンパンを舌で拭いながら背中のホックを外すと、サラが気持ちよさそうに身を捩らせた。
「っん…ん…」
「サラ…」
いいのか?この先に進んでも。
そう思う気持ちと、進みたい。はやく、サラの全部に舌を這わせて、ひとつになりたい。そう思う気持ち。
互いにひしめき合いながらも、止める術を知らない俺は、顕になったサラの柔らかい胸に吸い付いた。
じゅ…
「あっ…ん…」
ピンと勃った突起を何度も舌で転がし、音を立てて愛撫を繰り返すと、サラからは甘く可愛らしい嬌声が漏れた。
俺の好きな鳴き声だ。
*
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