【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第68章 忍び寄る黒い美女 ☆
「赤井さんが感じてくれてるの、嬉しい…
もっとしてたいのに…もうわたしだめかも」
「ん?」
「イキそ…」
「偶然だな。俺もだ」
そう言って額にキスを落とすと、サラは俺にしがみつきながら懇願した。
「ナカにだして…?」
「欲しいか?」
「欲しい…赤井さんのでいっぱいにしてほしい」
その言葉をトリガーに、俺はサラを抱き寄せる力を強めて更に身体を密着させた。
そして、腰だけを大きく速く動かし、一番快感を得られる動き方にシフトすると、サラの口から漏れる声の甘さにも拍車がかかる。
「あっ…ァアッ…ん…ぁ」
「っ…イキそ…」
「わたしも…イク…っ」
そして、同時に身体をビクッと揺らした俺たちは、そのまま全部解き放って全身の力が抜けて行く。
ドクドクと流し込まれる俺の精液を、一滴も逃すまいとサラのナカがうねるたびに、また声が漏れそうになるのを必死に抑えた。
「サラ…」
「あかいさ…好き」
「俺が言おうと思ったのに」
そう言うと、サラは幸せそうに笑った。
*
*
その日の夜
サラが寝静まるのを見計らい、家に外から鍵を掛け、サラの安全を確保すると、自宅マンションを後にした。
そして駐車場に停めてあるスバルに乗り込むと、FBIの面々にグループ通話を飛ばす。
わざわざ家を出て車の中で通話を飛ばしたのは会話をサラに聞かれないためだ。