【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第68章 忍び寄る黒い美女 ☆
「間違ってるぞ。」
「え?」
「俺が世界で一番大事なのは、お前だ」
そう言うと、俺はサラの唇に自分の唇を重ねた。
目を閉じる隙すら与えてやらず、唇を離した時にサラが目を見開いて俺を見ているのが見えた。
「世界で一番大事なお前とこうしていたいから、今日はズル休み。明日もズル休みだ。」
「…悪い子だ!赤井さん!」
サラはそう言って笑いながら、嬉しそうに俺に飛びついてくる。
そして、今度はサラから俺に極上のキスをくれた。
「わたしも、世界で一番赤井さんが大事だよ。
…大好き。」
「偶然だな。同じだ」
そう言い合いながらまたキスをして、何度も唇を重ねた後、俺の唇はサラの頬、首筋、鎖骨へと一つずつキスを重ねて移動していく。
「んっ…」
くすぐったそうに目を閉じて声を漏らしたサラは、俺の首にぎゅっとしがみつきながらもそれを受け入れている。
いつも以上に愛しさを噛み締めながら、着ていたパジャマのボタンを外していくと、サラが少しだけ微笑みながら言った。
「まだ朝だよ…?」
「今日はズル休みだと言っただろ?」
そんな言い訳をしながらベッドの中で裸にさせると、さっきと同じようにまたゆっくり愛でながら愛撫を始めた。
胸の突起に舌を這わせ、転がすと、ぷく…と勃ち上がり、刺激をするたびにサラの身体がぴくぴくと反応している。
「んっ…ぁ…」
「気持ちいいか?」
「うん…っ…あ…」
胸を散々弄んだあとは、そのまま縦に割れた腹筋を舌でなぞり、可愛いヘソを通った後、太ももに到達した。
ちゅ…っ…クチュ…
と、ワザと音を立ててまるで味わうように舌を這わせていると、サラが身体を揺らしながら口を開く。
「んっ…なんか…っあ…」
「ん…?」
「赤井さんの触れ方、いつもより優しい…気がする…んっ…」
「ホォー?だから、こんなに濡らしているのか?」