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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第67章 ずっと ☆




ガチャガチャッ…


ドアの鍵が開く音が聞こえ、わたしは一目散に玄関へ走った。

リビングのドアを開くと、そこにいたのはわたしの大好きで大好きで仕方ない人


「すまない。遅くなった。
ただいま」


そう言って、わたしの頬に手を添える赤井さん。

わたしは思わず彼にギュッと抱きついた。



「?…サラ?」


赤井さんは一瞬驚いたような顔をしたけれど、きっとわたしが過呼吸になりかけたのにすぐに気付いたんだろう。

わたしの身体を大きな身体で包み込むように抱きしめ、背中をさすってくれた。


「俺がいるから大丈夫だ」

「ん…」


赤井さんの落ち着いた声でそう言われると、心臓がぐちゃぐちゃにかき混ぜられるようなあの感覚がだんだんと落ち着いてくる。

不思議…この人は、一体いくつ魔法を使えるんだろう。


「今日は、ずっと抱きついていてもいい?」

「もちろん」

「ご飯の時も、お風呂に入る時も、寝る時もずっと…いい?」

「むしろ、嬉しくてたまらない」


そう言って優しく笑うと、赤井さんはわたしの唇にキスを落とした。

ちゅ…と触れるだけのキスをしたあとは、こつんとおでこをくっつけて瞳の中を覗いてくれる。
わたしの大好きな翡翠の瞳で。


「もう…赤井さん大好き」


もう一度ぎゅっと抱きついたわたしは、彼の逞しい身体に頬擦りして、またホッとため息をついた。

この人がいるから、大丈夫。
そう思いながら。




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