【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第66章 あなたの犬 ☆
だんだん腰の動きが激しくなってきた赤井さんが、わたしの耳元で囁いた。
「イキそう…っ…中に出していいか…?」
「んっ…欲しい…赤井さんの全部…」
そう返事をすると、赤井さんはさらに奥まで何度も何度も腰を激しく突いたあと、わたしをいつも以上に力強く抱きしめた。
そして、小刻みに震える身体から熱いものが流し込まれていくのを感じた。
「赤井さん…ヤキモチ妬いちゃったの?」
「…あぁ」
「キャメルさんと腕組んだりしてごめんね…?」
「っ…嫌だった。ものすごく」
さっきまで怒って、犯して、暴れてたくせに、突然しゅんとして本音を漏らす赤井さんが可愛くて、わたしは思わず彼の少し癖のある髪を撫でた。
「…余裕が無くて、悪かった」
「赤井さんになら、何されても平気。
全部受け止めてあげる…」
そう言って笑うと、赤井さんはわたしにまたキスをした。
繋がったまま、長い長いキスを。
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