【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第66章 あなたの犬 ☆
赤井side
一度目の射精は、サラの顔にかけた。
どろ…と白い粘度のある液体が顔にかかったサラは虚ろな目で俺を見つめてきた。
手錠で頭の上に手を拘束され、下着姿で俺に口を犯される。
そして顔には俺の出した白濁の液体。
そんなサラの姿を見るだけで、欲望はとどまることを知らずにさらに大きく硬くなっていく。
思わずまた口内に捩じ込むと、サラからは少し苦しそうな吐息が漏れた。
「っん…ぅ…」
「熱い…お前の口の中…」
熱くて、舌がヌルヌルと動いて、さらにサラの虚ろな表情も同時に見られる。
アソコに挿れた時とはまた違った気持ちよさがある口淫に、俺は夢中になって腰を振った。
「んっ…んぅっ…ん」
「っ…サラ…俺だけのサラだ」
今日のことをどれだけ根に持つんだ俺は。
そう思いながらも、キャメルと腕を組むサラが頭から離れず、何度も何度もこいつは俺のだと実感したくて、つい支配欲が高まってくる。
ズル…と口からペニスを抜き、サラがケホケホと酸素を必死に吸おうとしているとき、頬に手を添えて尋ねた。
「サラ…こんな俺は嫌いか…?」
「…っすき…
すき…あかいさ…もっと舐めたい…ください…」
サラはそう言いながら縋るように、んぁ…と口を開けた。
サラだけだ。こんな俺を、ちゃんと求めてくれるのは。
愛しくて、誰にも渡したくなくて、俺はまたサラの口内に捩じ込んだ。
「んぅ…ん…」
「っ…サラ…ぁ…」
「んっ…んんっ…」
喉の奥を突くたびに歪む顔が、赤井さん大好きと言っているように見える俺は病気だと思う。
たまらなくなって、夢中で奥を犯して、しばらくすると2度目の射精感が這い上がってきた。
「っ…イク…」
その言葉と同時に、サラの口内に勢いよく射精が始まった。