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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第65章 恋人はアンドレキャメル!?




そう言って、インターフォンを切ろうとしたとき、ベッドルームから起き上がってきたサラがインターフォン越しにキャメルに呼びかけた。


「待ってキャメルさん!
大丈夫だから、上がって?」

「な!サラ!?」

「ほ、本当ですか…!サラさん…
ありがとうございます!
では、お部屋まで向かいます!」


サラに許可されたキャメルはケロッと笑顔になり、嬉しそうにインターフォンを切ってオートロックの中に入った。


「おい、サラ。」

「だって、こんな夜にわざわざ訪ねてきたんだよ?
何か困ってることあるんじゃないかな?
緊急で相談したいって言ってたし、話ぐらい聞いてあげてもいいんじゃない?」

「…俺は、お前と一緒に寝ようと…」

「キャメルさんが帰ったあと、また一緒に寝ればいいじゃない。
…わたしだって、最後までしたいもん…」


そう言って顔を赤らめて上目遣いをくり出すサラ。
その顔に弱い俺は、ずぎゅんと心臓を撃ち抜かれ、キャメルへの怒りよりもサラへの愛しさが勝る。


「帰った後、何をしてもいいか?」

「いいよ…?
赤井さんの好きなこと、いっぱいしよ?」

「サラ…」


好きなこと いっぱいしよ?
そんなことを言われたら、もう今すぐにでも押し倒したい…

理性が半分飛んだ俺は、サラを壁に追い詰めて唇を奪った。


「んんっ…あ…かいさ…」

「サラ…我慢できない…」

「や…ま、待って…キャメルさんがもうすぐ…」

「したい…今すぐ…」


はあはあと滾る吐息を吐きながら、サラの部屋着をまた捲り上げ、今度こそはと胸元に舌を這わせようとした

そのとき



ピンポーーン

と、玄関前に到着したキャメルが鳴らしたインターフォンにまた邪魔をされてしまった。


先ほどと全く同じタイミングでまたお楽しみが邪魔された俺は、再度怒りが沸々と湧いた。
そして、頬に怒りマークを5個ほど付けた状態で、ズンズンと玄関の方へと向かったのだった。






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