【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第65章 恋人はアンドレキャメル!?
「んっ……ん…あかいさ…」
「っ…サラ…」
何度も角度を変えて唇を味わうようにキスをすると、それはだんだんと大人の濃厚なキスに変化する。
くちゅ…と舌が絡む音がするたびに、わたしの身体がぴくぴくと震えた。
「んっ…ぁ…っ…ふ…」
「サラ…ん…」
赤井さんがくれるキスに夢中になりながら彼の首に腕を回してしがみつくと、赤井さんの手のひらがゆっくりとわたしの着ていた部屋着を捲り上げた。
キスだけで既にこんなに気持ちいいのに、この先にいくと、きっとわたし気絶しちゃう…
すでにキスだけで十分濡れている太ももの間。
ここを早く触って欲しい。
わたしだって、キスだけじゃ足りない…
期待で待ちきれないわたしに、赤井さんはゆっくりと部屋着の中に手を滑らせて素肌を撫でた。
そして、胸元まで伸びてきた手が膨らみをやんわりと揉んだ。
「っんあっ…」
「ここ、もう勃っているな…」
そう言いながら、真ん中にあるピンと膨らんだ突起を指で潰す赤井さんはわたしの反応を見て楽しんでる。
「や…ぁ…っん」
「手で触るだけじゃ物足りないだろう?ん?」
「っ…な…めて…そこ…」
「素直だな…」
そう言った赤井さんは、中途半端に脱がせていた部屋着をするりと身体から剥ぎ取り、露わになった胸元にゆっくりと顔を近づけて舌を伸ばした。
赤井さんの舌が、わたしの上を向いたピンクの突起に触れるまさにその瞬間
ピンポーーン
オートロックのインターフォンが鳴る音がした。
どうやらこんな真夜中に来客らしい。
「っ…あかいさ…誰か来たよ…」
「…放っておけ。何時だと思ってるんだ…」
お楽しみのところを邪魔された赤井さんは不機嫌そうにそう言うと、構わずまたわたしの身体を堪能しようとする。
しかし…
ピンポーーン
ピンポンピンポーーン
「……怒」
「だ、誰だろうね…」
「俺が出てくる。お前は少し待っていてくれ」
この何とも非常識な来客に、最大限不機嫌になった赤井さん。
もう何度目だろうか。
またしてもわたしとの情事を邪魔されて怒り浸透の様子を見せつつも、わたしのおでこに優しくキスをする。
そして、ブツブツ文句を言いながらインターフォンのモニターの方へ向かった。
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