【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第63章 緋色の不在証明 -後編-
舌がそこをクチュクチュと舐めるたびに身体が跳ね、気づけば赤井さんの左手はバスローブの隙間からわたしの太ももを撫で回していた。
「あ…や…待って…」
「今更?」
「だって…下着つけてないから…
太ももがもう…ぐしょぐしょで…」
その一言を聞いた赤井さんは、タガがはずれたかのようにわたしの両脚を大きく開脚させた。
「や…やだっ…見ないで…」
かあぁっと真っ赤になる顔を覆いながら、指の隙間から赤井さんを見つめていると、赤井さんはわたしのソコを見つめながら指でつつ…となぞった。
「あっ…ぁ…んっ」
指でなぞられただけなのに、ゾクゾクと快感が背筋を這った気がした。
赤井さんは、はやく先へ進みたいと言う思いが抑えきれておらず、入口をなぞっていた指を一気に2本挿入する。
ずぷ…っ
「っあッ…あぁっ…」
「もう…我慢できない…挿れたい」
はぁはぁと熱い息を吐きながらそう溢した赤井さんは、わたしの脚の間に自分の身体を入れ、猛った欲望をぴとりと押し付けた。
そして、腰を押し出したら繋がるまさにその瞬間
ピンポーーン
「え…だ、だれか来た…」
「……そうか…クリーニングの受け取りだ…」
はぁぁあ…と一気に萎えたようにため息を吐いた赤井さん。
そんな2人の間に容赦なくドアベルが鳴り響いた。