【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第60章 二股の女? ☆
思わず隙間から中指をナカに侵入させ、指を動かすとクチュクチュとまた水音が弾け、サラは顔を赤くして両手で覆った。
「も…やだ…ぁっ…」
「優しいのが好きってサラが言ったんですよ?」
「だって…ゆっくりじっくり触れられるのって、ドキドキして気持ちいいんだもん…
なんか、いつもよりも濡れてる気がするし…恥ずかしい」
うぅ…と涙で潤んだ瞳で俺を見つめて、俺の心臓は簡単にドクンと跳ねた。
そんなふうに、サラの表情にときめいていることを悟られたくなくて、ワザと意地悪に微笑みながら動かしていた手をピタリと止めた。
「へぇ?じゃあこれ以上はやめる?」
「っ…やめない…!
っていうか、沖矢さんだけ余裕でずるい!わたしばっかり恥ずかしい思いしてる!
沖矢さんも裸になって!」
「…よくわからないが、これで君の気が済むのなら。」
そう言って勢いよく服を脱ぐと、サラは上半身裸になった沖矢昴をまじまじと見つめてきた。
「?何か?」
「いつも思うけど、身体はちゃんと赤井さんなんだね…ほらここにちっちゃいホクロがある」
「…こら」
自分の身体の特徴をサラに把握されていることが少々気恥ずかしく、俺はサラの手を掴んでまたベッドに押し倒した。
するとサラは、メガネに手を伸ばしスッと外しながら言う。
「メガネない沖矢さんも、すき」
「ほんとに、君は…いい加減にしてください」
これ以上夢中にさせてどうするつもりだよ…と心の中で反抗しながら、俺はサラのたった一枚残ったショーツをするすると脱がせた。