第53章 ここでキスして　☆

ぐちゅぐちゅ…とワザと音を立てるように指を動かしながら、わたしの頬にキスをした。


「いっ…一本…ぁ…」

「正解」


赤井さんは指を一本挿れながら、親指でクリトリスを潰した。


「ひあっ…あっあ…やあ」


それだけなのに、軽くイッてしまうわたしの身体はどうしちゃったんだろう。

いつもよりも頭がぼーっとして、赤井さんの指遣いがより快感に変わる。


「じゃあ、これは？」


赤井さんの指が一度引かれた後にまた入って来る。


ジュプッ…ジュプッ…


さっきよりも重い質量にわたしは気を失いそうになりながらも指の本数を答えた。


「あっ！あああっ…み、3つ…みっつ…あ」

「正解だ。よく分かったな」


感心したようにそう言って、赤井さんは3本の指を折り曲げて、わたしのGスポットをさする。


「やっ…あ…あっ…あぁあ」

「3本あっさり飲み込んで、お前はいやらしいな」


そんな言葉攻めをされながら、親指で同時にクリトリスにも刺激を与えられると、あっさりわたしの身体は限界に近づいていく。


「あっ…だめ…ダメ…出ちゃう…」

「ダメじゃない。綺麗に吹くところ、俺に見せてみろ」

「あっ…赤井さ…好き…好き大好き。アッ…」


びくうっ

ピシャァア…


抵抗も虚しく、わたしのアソコから透明な液体が吹き出し、シーツを濡らした。

一度大きく吹いたあと、まだ小さくプシャ…と吹くのが止まらない。


「あ…ッぁ…あ…」


びく…びく…と身体を痙攣させるわたし。
いつもなら、もうこれで十分なのに、足りない…

もっとしたい。
もっと、気持ち良くして欲しい…
身体からもう何も出なくなるまで、赤井さんに触って欲しい。

赤井さんの、大きいのが欲しい…