【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第53章 ここでキスして ☆
溢れすぎた欲情の蜜がトロ…と糸を引いていて、思わずわたしは顔を覆った。
「ほ、ほらあ…」
「…可愛いな。お前は…」
おでこにキスをしながら、赤井さんの指がわたしの蜜壺の入口に沿う。
「ああっ…」
触れただけで、ぐちゅ…と水音を立てたそこから、また新しい蜜が溢れた。
「あっ…赤井さ…」
「ん?」
「いつもより、エッチなこと言っても、引かない?」
「引かない」
「いつもより、たくさん声出しても?」
「好きだよ…サラ…」
赤井さんはわたしを宥めるみたいに髪を撫でてそういうと、中指をわたしのナカに侵入させた。
ズズズズッ
「あっ…や…ああっ」
「…トロトロ…」
「んっ…あっぁ…気持ちいい…」
赤井さんの首に腕を回してしがみついて、いつもの倍、快感が襲ってくるのを意識が飛びそうになりながら受け止めた。
ぐちゅ…グチュッ…
赤井さんの指が動くたびに、どんどんわたしのナカから蜜が溢れてくる。
「濡れすぎだな」
「赤井さ…ッ…指、もっと挿れて?」
そうおねだりすると、赤井さんは指の本数をふたつに増やす。
「あっ…ん…ぁ…いっぱい…掻き回して…」
勝手にわたしの口から、卑猥なおねだりが飛び出してくる。
わたし、赤井さんのこと好きすぎてきっと変になったんだ…
だけど、こんなに気持ちいいならずっとこのままでもいいかな…
そんなことを考えていると、赤井さんがわたしの耳元で低い声で囁く。
「2本じゃ足りないか?」
「あっ…ん…たりな…たりない…」
そう言うと、赤井さんはナカに挿れている指を少し引いたあと、
「ゲームをしようか。全問正解したらご褒美をやろう」
そう言ってまた指をずぷ…と挿れた。
「あっぁ…」
「これは、何本入ってる?」