【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第48章 カブトムシ ☆
赤井side
サラを抱き上げ、ベッドに下ろすとサラは俺の首に腕を回して抱きついて来る。
まるで、嫌いにならないで…
行かないで…
そう言っているように思えた。
「サラ…」
ゆっくりサラを自分の身体から離すと、額にキスをした。
次に頬、耳…
キスをするたび、サラはぎゅっと目を瞑る癖がある。
愛しい。
どうしたって、嫌いになれるはずがない。
「赤井さん…大好き…」
「…知っている」
「ほんとに、ほんとに大好き」
サラがそう言いながら、俺の唇に自分の唇を重ねてきた。
そしてゆっくり、サラの小さな舌が俺の口内に侵入する。
珍しい。
サラがこんなキスを自分からしてくるのは。
「ん…ッ…は…」
「…サラ…ん…」
クチュ…くちゅと舌を絡める音と共に、何度も角度を変えてお互いの舌の味を味わった。
キスをしながら、サラの胸に手を添えてゆっくりと揉むと、サラの身体がぴくっと反応する。
服の上からふに…ふに…とゆっくり手のひらで胸に触れていると、次第にサラから甘い吐息が漏れる。
「あっ…ぁ…」
「サラ…俺のサラだ…」
そう言いながら、俺はサラの着ていた赤いドレスのファスナーを下げた。
スリットから太ももを撫でると、まだ拳銃のホルダーをつけたままで、それもゆっくり外した。