【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第46章 HAPPY BIRTHDAY ☆
ゆっくり中に入り、沖矢さんの方を向くと、沖矢さんの手がわたしの髪を指で梳いた。
「な…なんか、緊張するね…」
「赤井秀一より、乱暴かもしれませんよ?」
そんなこと言いながら、沖矢さんはわたしの唇に自分の唇を重ねた。
「ん…っ」
「サラ…好きです」
顔も、声も、話し方も全然違うのに
赤井さんと同じ唇の味がする。
そして、同じ舌の絡め方…
同じ匂い…
この人が、赤井さんなんだって触れれば触れるほど思い知る。
沖矢さんはわたしにキスをしながら、肩に腕を回し抱き寄せてくる。
くちゅ…クチュ…
舌が絡む水音が車内に響く。
キスをする時、沖矢さんのメガネがあたって、わたしは思わず彼のメガネを外した。
「…メガネ外した沖矢さん、見るの初めてかも」
「そうですか?」
「うん…でも、メガネ外しても沖矢さんだね…
赤井さんと全然違う」
そう言うと、沖矢さんはわたしの背中に手を回して一瞬でホックを外した。
「君は絶賛二股中ですか」
「んっ…それ、前にも言われた気がする…」
ふっと締め付けがゆるくなるとすぐ、わたしの服の下に沖矢さんの手が滑り込んできた。
「あっ…」
「サラ…今日は僕だけを見ていてください。」
「んッ…いつも、見てるよ」
「いいえ。赤井秀一ではなく、沖矢昴を見てください」
耳元でそう言われながら、ゆっくり沖矢さんの手がわたしの胸を揉んだ。
「あっ……ん…」
「サラ…」
沖矢さんは右手でわたしの胸をくにくにと揉みながら、器用に左手でわたしが履いていたパンツのホックを外し、ショーツの中に手を入れた。
「あっ…」
直接、ショーツの中で蜜壺に指を添わされると、クチュ…という卑猥な水音がした。
「もう、濡れているんですか?」
ぺろ…と耳たぶを舐めながら、意地悪にそう囁く沖矢さん。
ゾク…と快感が身体の中を走ると、わたしは沖矢さんの指をいっそう濡らす。