【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第7章 この夜を止めてよ☆
何度も角度を変えて濃厚なディープキスを繰り返すと、だんだんそれだけじゃ物足りなくなってくる。
キスをするとき伏し目がちな赤井さんの顔を見ながら、必死に もっとして という目で訴えてみるが無駄なようだ。
観念したわたしは、たまらず口を開く。
「さ…わって…」
「どこを?」
「意地悪…」
「つい可愛くて。」
そう言って片眉を下げて笑うと、赤井さんの手がゆっくりとわたしのパジャマの下に滑り入ってくる。
大きな手が、わたしの双丘をやわりと揉んだ。
「んっ……」
くすぐったくて、思わず声が出て身体がピクッと反応する。
ドキドキと心臓がうるさくて、きっと触られながらこの音赤井さんに伝わってる。
パジャマのボタンを ひとつ、またひとつと開けられると、こないだ買った黒の下着が顔を見せた。
「どうしたんだ?これ」
鎖骨にキスをしながら、髪を撫でて赤井さんが聞く。
「んっ…買ったの…赤井さんに喜んでほしくて…」
「そうか。だが無駄のようだな」
「えっ…」
好みじゃなかったんだ…
と、わたしが勝手に傷ついていると、背中に手を回され、片手で器用にホックが外された。
「すぐに脱がせるからな」
耳元でそう囁かれると、また身体が疼いた。
締め付けが緩んで浮いたブラジャーを中途半端に付けたまま、赤井さんの舌がわたしの突起に這った。
クチュ…
「アッ…やぁっ…」
「もう硬くなっているな」
赤井さんの唾液に照らされ、ピンと上を向いた突起をキュッと指で摘まれる。
それだけでわたしの足の間にヌルッとした感覚が増していく。
はやく、全部脱がせて欲しい。
全部、余すところなくトロトロにして…
そんなことを思いながら、赤井さんがくれる快感に身を捩らせていた。
この夜がずっと終わらなければいいと思った。