【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第46章 HAPPY BIRTHDAY ☆
涙で濡れた目でそんなことを言われ、俺は思わずサラの唇に自分の舌をねじ込んだ。
「ん…ッ…」
「ん…サラ…」
ちゅ…くちゅ…
舌が絡む音が耳に響く。
サラは俺の腕を掴みながら、必死に舌を絡めている。
そのまま唇を離し、俺はサラを見た。
世界で一番、愛しい女を。
「満足か?」
そう聞くとサラは少し迷った後、首を横に振った。
俺は咄嗟に、園子さんが言っていたお姫様扱いという言葉を思い出し、サラを抱き上げた。
「わっ!」
驚いて声を上げたサラを、ゆっくりベッドへと降ろした。
「あ…シチュー、冷めちゃう…せっかく赤井さんが作ってくれたのに…」
「また温め直せばいい」
そう言って俺はサラを優しく押し倒すと
ゆっくり上に乗り、唇を重ねた。
チュ…
触れるだけのキスをして、またサラの目を見つめるとサラはポツリと言った。
「変なの」
「ん?」
サラの髪を撫でながら首を傾げると、サラは真っ直ぐに俺を見つめ返しながら言う。
「赤井さんに、もう数え切れないほどキスされてるのに、未だにすごくドキドキする…」
「ホォー。」
「わたし、赤井さんのこと好きすぎて変だね」
「俺も同じだ」
そんなことを言うサラが愛しくて、俺はたまらずまたサラの唇を奪った。
そして、角度を変えてキスをしながら、ゆっくりとサラが着ていたブラウスのボタンを外していく。