第10章 決めたけど。。
「タクヤ...」
「うん。」
「.......別れよう。」
「.......うん。」
タクヤはそっとキスをして私の涙を拭って去った。
拭ってもらったのに涙はどんどん溢れてきて止まらなかった。
「私は、メンバーの皆さんに迷惑を沢山かけて足を引っ張ってばっかりで...いままで、ありがとうございました。」
前々から相談していた。
超特急を辞めること。
超特急に私なんかがいてはダメだ。
最後のライブが終わった。
「お疲れさん。また、遊ぼうや!!」
「連絡するね!」
「ありがとう、お疲れ様。(^o^)」
「ごめんね。ありがとう...」
「ダンスのセンスあったのにもったいない!www」
「うっ...うぅ...ほんとに辞めちゃうのぉ...?うぅ」
「また連絡するわ!ありがとうな、お疲れ様。」
皆最後まで優しい...