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8号車

第10章 決めたけど。。


「タクヤ...」

「うん。」

「.......別れよう。」

「.......うん。」

タクヤはそっとキスをして私の涙を拭って去った。
拭ってもらったのに涙はどんどん溢れてきて止まらなかった。

「私は、メンバーの皆さんに迷惑を沢山かけて足を引っ張ってばっかりで...いままで、ありがとうございました。」

前々から相談していた。
超特急を辞めること。
超特急に私なんかがいてはダメだ。

最後のライブが終わった。

「お疲れさん。また、遊ぼうや!!」
「連絡するね!」
「ありがとう、お疲れ様。(^o^)」
「ごめんね。ありがとう...」
「ダンスのセンスあったのにもったいない!www」
「うっ...うぅ...ほんとに辞めちゃうのぉ...?うぅ」
「また連絡するわ!ありがとうな、お疲れ様。」

皆最後まで優しい...
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