• テキストサイズ

8号車

第10章 決めたけど。。


決めたのに。
私の心はそう強くなかった。

「なんでまだ超特急にいるの」
「別れろよ」

もう限界だった。

「タクヤに、幸せにしてもらうんじゃないの?」

「カイさん...」

「幸せ?」

答えられなかった。
とても幸せとは言えない。

「俺なら...悲しませ...」

「え?」

「ううん、なんでもない。」


/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp