第11章 ※※始まりました交流会
結花目線
お腹痛い
呪霊に貫かれた。
鼻血も止まんないし
パンダ先輩に連れられて、森を抜けた
恵と真希先輩はもう気絶してて戦えない。
もしかりにまだ呪霊がいたら私が祓わなければ。
連れられている最中のことだった。
「……帳上がった。」
空中には五条先生。目が合うとウインクされた。
と思ったらまた消えた。
なんなんだあの先生
先生が居なくなったと思った途端、呪霊の気配がした。
「パンダ先輩、倉庫からなんか……呪霊が」
「え?まあ悟がなんとかする気がする。お前は休んでろ」
でも、ツギハギの気配がする。遠いけど分かる。
覚えてる。
「先輩すみません。やっぱりいってきます」
「ちょっとー!?結花!!」
パンダ先輩達を残し、急いで倉庫へと向かうとツギハギがいた。
「やっぱり」
「え、やっぱりって気づいてたの?君凄いね。殺しがいありそう!」
ツギハギの手には宿儺の指6本となんか人だったものみたいなのが握られていた。
「それ……返して。」
「やだよ。これが目的で来たんだもん。まあ、君とは万全な状態で戦いたいから今日のところは引くよ。」
引くよって……なめられてる。
!?
よりによってまた鼻血の量が増えてきた。
貧血でクラクラする。最悪だ
「あっ、、ちょまへよ!お前!」
「お前じゃなくて真人っていうんだけどなぁ、、じゃあね!」
ここまで来たのにまた逃げられてしまった。
目の前の2人の変形されてしまった人をなんとか担いで壁に沿ってみんなの元へ向かった。
向かっている途中に額スレスレで紫色の呪力が目の前を通過した。
「あっぶ……こわ」
誰の呪力だろう。でもこんな強大なの五条先生しかいないよね。
あーあ、近道塞がれちゃった。
悠二と東堂…さんは大丈夫かな。
あの呪霊は今ので祓われたかな。