第11章 ※※始まりました交流会
「そして東京都のみんなにはこちら!!」
今だ!!
「故人の皆実ちゃんと悠仁君でぇーす!」
『はい!おっぱっぴー!!』
……………………
だよね。知ってた。思ってた。
恵と野薔薇全然嬉しそうじゃない。
京都の人達は先生のお土産に夢中だし。
悠仁と目を合わせて悲しんだ。
しばらくの沈黙が続いた
私達の放心状態も。
「おい。」
『はい。』
「何かいうことあるでしょ」
野薔薇の目には涙が溜まっていた。やっぱ野薔薇だなーー
そう思うとなんだか罪悪感が溜まり野薔薇に飛びついた。
「恵に野薔薇ー、ごめんね。」
「もう。辛かったんだから。お前も謝れ!」
「すみませんでした。」
「…………生きててよかった。」
こうして私達は合流した。
「あのー……」
「これは?」
私と悠仁は額縁を渡された。
「うるせぇしばらくそうしてろ。」
野薔薇はおこってるのかな
「野薔薇ツンデレ?」
「うっさい!!!」
ツンデレか。
「まぁまぁ、事情は説明されただろ。」
「しゃけしゃけ」
パンダにしゃけに……あら不思議な世界
どうやら2年の先輩らしくて恵が説明してくれた。
「真希先輩にパンダ先輩に狗巻先輩ですね!!」
「おなしゃす!!!」
「お願いします!!」
「おぉ!」「しゃけ!!」「よろしくな。」
私達は作戦を聞かされ、私は狗巻先輩と行動することに。