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【呪術廻戦】脳裏に残るあの記憶

第9章 △△通告


結花目線

「アデッ!」

先生にデコピンされた。

「だからー!そうやってすぐ謝んないの!」

「すみま……わかりました。」

最近の癖になってきてしまっている。

さっきの私の視線の先には、あの和服の前髪ぴょんってなってて
髪が長い、夢に出てきては私を落としてくる人がいた。

あれは人なのかな。頭には縫い目があった。
そこからなんか違うなって雰囲気をかんじたのだ。

遠くにいるのにしっかりとこの目で目視できて、目があったような気がして……



それから私達は高専に帰り、悠仁を先生と部屋に送り届けた

そして私の部屋ではなく五条先生の部屋で話すことになった。

高専じゃ危ないからね。という。

「結花、さっき何が''いた''の?」

いた。この先生は私に聞かなくても全部お見通しなのではないか。
だが、それがなんなのか分かってなさそうだった。
分かりたく無さそうだった。

「その、、花の呪霊が見えたので」

だから嘘をついた。

あの呪霊が来た方向も丁度同じ方向で助かった。

「ふーん。……」

不満げな五条先生は考え込んでいた。
やっぱ嘘がバレたのかな。

「ねぇ?結花。」

「あっ、はいっ?」

突然声をかけられたため裏返ってしまった。

「困ったときは僕を頼ってね」

予想外の言葉に耳を疑った。
何でも知ってるんじゃん。私に聞かなくても

でも、昨日見た夢のあとで、あの人を見た後でのその言葉は心強かった


「ふふ、いつも頼りにしてますよ?」

「えぇー?そうなの?全然そんなふうに見えないー!」


五条先生はそう言うが、この場所にきて、私は人を頼ることの大切さを学べたんだ。

「まぁ、明日からまた特訓ね!今日はありがとね。おやすみ」

五条先生は私を部屋まで送ってくれた。

今日はあんな夢は見ずにすんだが、頭にこびりつく記憶が離れなかった

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