第4章 出会い
結花目線
朝ごはんを食べて準備して、寮を出て。
学校までの道を歩いていると咲がいた。
「あ!!結花!今日から??私も今日からなんよね、えへへ」
「まじ?一緒に行こ。久しぶりの学校だねぇ」
そんな会話をして、私達の通う中学についた。
この間の事件から数日経ってからの学校復帰。
久しぶりにクラスに顔を出したが、雰囲気は変わらず。。
私への扱いも変わらずだった。
やはり真蒸さんからの虐めは止まなかった。まあ、スゴすぎる虐めはないが。私にとって。
いつも通りに過して、いつも通りに学校が終わった。
あの日みたいな出来事もなく。すごく安心した1日だった、、かな
帰り道、咲と道が逆になってしまったので、じゃあね。と別れを告げると、目の前には五条さんが立っていた。あの黒い目隠しはしておらず、サングラスの奥の瞳が蒼く輝いていた。
見蕩れてしまいそうなほど綺麗な瞳
「お疲れサマンサー!!!」
そう言って、五条さんの手には某有名菓子店の袋がさがっていた。
「お疲れ様です。五条さん。どうしたんですか?」