第12章 **ちっちゃくなりました
結花目線
頭が痛い。それに昨日から呪霊と戦ったあとの記憶がない。
「うーん……」
そう目をパシパシしながら起きると、私の顔の前には五条先生がいた。
「結花起きたのおはよ。昨日は凄かったねえ」
え。私なんかしたの?
「ちょっと変態教師!なに言ってんのよ」
よくよく周りを見るとみんないた。
恵と悠二も起きてて……
昨日は何があったんだろう
「えっと?昨日ってなんかあった?」
「えぇー!俺ら一緒に遊んだの覚えてないの?!」
あとから硝子さんとみんなに聞いた。
ちっちゃくなってたとか恥ずかしい。
「みんな結花のおともになってたんだぜ」
「恵なんか鼻血出しちゃってさ」
「先生うるさいです。」
「可愛かったわよ!!!」
「やだもー……忘れて!」
1日だけだったらしいが、みんなと楽しい時間を過ごせていたならそれでよかった。
こうして!私の呪いは解けたのだとさ!