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あなたが愛してくれたら【R18】

第1章 4月5日 ホテル


嘲る様に女の足の間ををぬるぬるさ迷っていた先端が、窄まった腟口を探し当て、真下から狭い隙間をぐっと浅く押しあげた。

「嘘だよ」

男の低い笑い声が耳元に響いた。
どうやら後ろの方ではないらしい。
多少ほっとして女が息をつき、けれどそんな間もなく男側のコントロールによって体が徐々に沈んでいく。
ゆっくりと、じっくりと。

「…ッく、ぁっう…やッ、んぅ」

新たな汗が彼女の丸い額や細い首筋を湿らせる。

とはいえ最初のような、耐えがたいほどの痛みではなかった。

「まずはこっちで、な。 息吐いて力抜けよ」

まもなくそれが全て女の中に全て収まった。

彼女の尻の肉が男の腿の付け根に潰されている。
物理的に湿らせただけのモノだ。
解すこともされなかった女は圧迫感に耐え、男に言われた通りに無意識に酸素を求め、はふはふと呼吸を整えた。



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