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あなたが愛してくれたら【R18】

第29章 6月6日 ホテルのバスルーム



「そう? それ言うなら小夜もだと思うけど。 だってこんなでも小夜、ヌルヌルしてきてるし……どこも可愛いよ。 小夜のは」

「あ……ひぁっ」


伸びた指が膣口からの道を通って往復を続け、後ろの方につぷ、と浅く指先が埋もれた感触がした。
膝ががくがくと震える。


「や、やめ……恥ずかし……」


ほんの入り口に埋めたまま、ゆっくりと指を回す。
そして今前の方に入って来たのはそれよりも太い、親指だろうか?
そこからくちゅ、と音がした。


「もう少し入れる」

「怜……ダメ、だって……ば…あ、ぁあ」


彼の腕を押さえるも、その動きを伝えられるだけの役目しかしてない。


「指、ちぎれそ」


足の間に差し込まれたその腕が奥へと進んでいく。


「ぁ……う」


くにくにと両方をマッサージされてるみたいな動きだった。
指の腹でこすって撫でて。
そんな風に怜治が反応を見ながら動きを変えていく。


「そんなに震えて……またいきそう? 足、広げて」


小夜子をバスタブの縁に深く座らせて腰を支えた体制で、怜治が小夜子の足の間に顔を埋めた。


「ああっ」


肉の芽を包む薄い皮ごと、舌の広い面で舐め上げる。

それに気を取られて抗う暇もなくまた両方も塞がれて。
内部の壁の浅い所を撫でる親指はペースを変えずに責めてきて、じわじわとした予兆を運んでくる。

痺れてるのは、どこだろう?
こんなに感じるのは?

分散する動きに混乱した。



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