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あなたが愛してくれたら【R18】

第15章 5月9日 社内


その日帰宅してから、怜治はジャケットを脱いで早速小夜子にメッセージを送った。
帰り道でなかったのは、焦って変なやり取りをしたくなかったからだ。


『お疲れ。 先日の話だけど、一人暮らしの買い物付き合って』


数分の間の後で、遅れて返信があった。


『何で私に?』

『野郎に頼むのも不安だし、湊さんセンスいいし』

『他に女性いないの?』

『いない』


また返事のテンポが遅れる。


『いいよ。 でも会社帰りはお店もうやってないから、週末は? あ、Loftとかあの辺なら夜でもいいか』

『色々見たいから週末で』

『分かった。 土曜は?』

『恩に着る』

『大げさ笑』




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