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先生の秘事

第1章 保健室


「不死川先生っ」
「あ?」
「ひ、1人で帰れます」
「そんな状態のやつ1人で帰せるかよ」

不死川先生は面倒見がいい
だからこうやって送ってくれるんだ

「カナエ先生に怒られますよ...」
「はぁ?」

不死川先生は立ち止まる

「なんで胡蝶が出てくるんだぁ」
「だって...噂...」

2人の噂は不死川先生にも届いていたようで
「あぁ」と納得したようだった

「関係ねぇよ」
「関係ありますよ!ダメですよ!」
「いやだから、俺と胡蝶はなんの関係もねぇってことだぁ」
「...え?」

私はフリーズする

「付き合って、ないんですか?」
「ただの同期だよ」
「彼女、いないんですか?」
「いなくて悪りぃかよ」
「...いえ」

なんか、安心した

「だからおまえを送ろうが関係ねぇんだよ」
「...わかりました」

私は大人しく不死川先生に送ってもらうことにした

アパートの玄関先まで送ってもらった

「大丈夫か」
「はい」
「じゃぁな」

あ、帰っちゃう
そう思うと寂しくなった

「どうした」
「いや...なんでもないです」

すると不死川先生の手が頭にのる

「ゆっくり寝ろよ」

不死川先生は帰ってしまった

最後の顔が反則だと思った
笑った顔が素敵だった


シャワーを浴びながら私は不死川先生の顔を思い出す



あーーーー好きだなぁ

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