第9章 怪我
「あ‥刀‥」
は青ざめた
「刀は?」
「私‥連れてかれそうになって‥‥でなんとか逃げてきたから‥多分鬼がもってるとおもう」
「鬼に襲われたと?」
は頷いた
「三体の下弦の鬼だけかとおもってたら‥上弦の鬼が一体いたの‥‥」
炭治郎としのぶは顔を見合わせた
「んーんー!」
禰豆子はの頭をなでた
「禰豆子ちゃん可愛いね」
「その上弦の鬼はどんな血鬼術を使いましたか?」
「薔薇の血鬼術」
「薔薇‥」
「さんを狙っているようですね鬼は‥‥」
炭治郎は驚いた
「なぜさんを?」
「連れて行かれそうになったといってたので‥理由はわかりませんが‥‥もし鬼がさんを狙ってるとしたらこれから先も狙われる可能性もあります」