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ムーンストーン

第4章 魔女




フィガロのいた場所に移動したルチルは熱い吐息を零しながら自分の服を性急に脱いでいった

少し手間取りながら服を脱ぎ乱暴に床に投げ置いたルチルは、自分の斜め下にあるテラテラとした蜜壷に目を奪われながらジーンズ生地のボトムのチャックをおろして既に硬く張りつめた男根を取り出した


少女はルチルの妖艶な姿を下からうっとりとした表情で眺めていた
先程初めて会ってろくに会話もしていない相手と行為をする前の様子には見えない、異質な光景だった


ルチル「っ、セレーネさん……挿れても、大丈夫です か?」


苦しそうにしながらも回らない頭で必死に相手を気遣う様子にファウストはルチルらしさを感じた


『いれてください……遠慮はいりません、好きなように、っひ。あぁ!』


少女が言葉を言い終える前にすでに我慢の限界だったルチルは己には似合わないほど逞しい逸物で一気に少女を突き上げた


ルチル「っん、ぁ……ごめ、ん なさい。大丈夫、ですか?」


ルチルの声も届かぬほど激しい快感に貫かれた少女の頭は真っ白になり視界はチカチカと回っていた

ルチルは返事を聞く間もなく少女のほっそりとした腰を掴みその肉棒をゆっくりと抜き差しし始めた


初めはヌチヌチと粘液の擦れる音が響いていたが段々と腰の動きを早めていったルチル達の肌と肌がぶつかる音の方が大きくなっていた


ルチル「んっ、ぁ。は……セレーネ、さん」


ルチルが発したセレーネという声にずっと目を閉じて揺さぶられるがままに喘いでいた少女が何か思い出したかのようにカッと目を見開いた


『……がう。ち がう、っあぁ!ちがう の。私の なまっ、せれー ねじゃ、ない……』


少女は涙を流しながら激しく抜き差しされながら、必死に言葉をつむいだ


ファ「名前を思い出したのか?」


『う ん、私の なまえっ……セレーネ。セレーネって、ぁん いうの……』


フィ「セレーネか、いい名前だね。ルチル、セレーネって呼んであげて」


ルチル「っあ、セレーネさん……セレーネっ」


ルチルは少女の身体を貪ることに夢中になりながらもフィガロの声が聞こえたのかセレーネと繰り返し呟いた

少女のナカもそれに呼応する様にきゅうっとルチルのモノに絡みついて締め付けた


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