第4章 魔女
『……て、 さい。 たすけて、 下さい……』
セレーネと名乗った少女は俯いていた顔を上げフィガロをじっと見つめる
フィ「うん、いいよ。助けてあげる」
そう言うとフィガロは少女をベッドに押し倒した
その事に驚いたファウストが声を荒らげた
ファ「おい、何をしてるんだ!」
フィ「何って……助けてあげるんだよ。ファウストだって分かってるだろ?この足枷の呪いをとく方法」
その言葉に苦虫を噛み潰したような表情をしたファウストはゆっくりとベッドに近付くと横から少女の顔を覗き込んだ
ファ「本当に良いのか?こいつの助けるは君の尊厳を奪うのかもしれないんだぞ?」
『いいんです、私にも分かっているんです……それに私にはもう奪われるような尊厳は無いから……貴方も、私を助けてくれるんじゃないの?』
ファ「っ、君がそれでいいなら……あと僕は貴方では無い。ファウストだ」
フィ「ルチルもこっちにおいで」
フィガロはそれまでずっと俯いていたルチルをベッドのそばに呼ぶと少女の頬に口付けをした
ファ「いいか、今から君の中に僕達の魔力を注ぎ込む。その中の魔力を上手く感じ取って君の中で混ぜ合わせるんだ、僕達にはその作業は出来ないから自力で頑張るしかない……出来るか?」
少女は何も言わずに頷いた
ファ「いい子だ」
ファウストが頭を撫でると少女はとても嬉しそうに笑った
フィ「じゃあ、始めようか。何も怖くないからね、大丈夫だよ」
そう言うとフィガロは少女のテロテロとした生地のドレスをゆっくりと脱がせていった
ファウストは体のあちこちにキスをし始めた
フィ「ルチル、ほら触ってみな」
ルチル「は、い」
ルチルはフィガロに言われるがまま、吸い付くような柔らかい胸を大きな手で揉みしだいていった
『んっ、ぅ……ふ、っあ!』
少女の口からはしだいに嬌声が溢れ出していた
ルチル「っは、ん、 むぅ」
ルチルはその艶やかな声に耐えらなかったのか少女の口にむしゃぶりつき口内を犯していった
フィ「やっぱり、溜まってたのかな……ははっ、思いっきり舌入れられちゃってるね」
それをニコニコと見ているフィガロにファウストは軽蔑の視線を送る
フィ「1番最初は若い子に譲ってあげようか」
ファ「そうだな」