第6章 ちらちらと振る白い雪
ホテルの一室へと入るとそこからの景色がとても綺麗だった
「綺麗ぇ」
「たまにはいいだろぉ」
「うん!」
いつもちひろの部屋か実弥の家でしか会わない為デートという物をあまりしてこなかった
そのため今日実弥が色々と準備をしていてくれたことが凄く嬉しかったのだ
窓から外を眺めていると後ろから実弥が重なってくる
「外もいいけど、俺のこと忘れてねぇか?」
「?実弥...んぅっ」
後ろを振り向くと実弥に唇を奪われる
後ろから手を固定され身動きが取らない
「今日、可愛い格好してんじゃねぇか」
「っはぁ...っ」
「期待してんきてんじゃねぇの?」
「っ!そ、そんなこと」
「んー?じゃぁ辞めとくかぁ?」
「!...いじわる」
実弥はにやっと口角を上げちひろを抱き上げる
そして大きなベッドへと優しく下ろす
フカフカなベッドに沈む2人
そっと唇を重ね、それは次第に激しくなっていく
「ふぅ、ん」
「可愛い声出したんじゃねぇか」
「っだってぇ実弥のキスがえっちなんだもん」
「それは褒めてんのかぁ?」
そう言うとまたキスをする
実弥の左手がちひろの胸へと運ばれる
「ひゃぁ」
「そろそろ慣れねぇか?」
「慣れないよぉ」
やわやわと触る実弥の手は時々先端を強く摘む
ピクンと跳ねれば服の下から手を潜らせる
プチンとホックを外し解放された胸を優しく触る
「んぅっ」
「エロい顔してんなぁ」
実弥の顔にも余裕がなくなる
服を捲し上げピンの立った先端を口にふくんで舌で転がした
「ぁあ、ん」
ちひろの反応に良くして右手でもう片方の膨らみをやわやわと触る
ちひろは下半身が疼いて膝を擦り合わせた
「なんだぁ?疼いてんのかぁ?」
「ゃぁっ、言わないでっ」
「触ってほしいならそれ脱げよ」
実弥は起き上がりちひろ自身にタイツを脱がせる
実弥もまたシャツのボタンを外し脱ぎ捨てる
「もう下着ぐしょぐしょじゃねぇか」
「っやだッッ」
下着の上から秘部をなぞる指がいやらしく上下する
じわりと溢れる蜜
下着の隙間から指を入れヌルヌルと滑らせる
「ぁあ、んぅ」
「いいのかぁ?」
「...んっ」