第4章 トリップってマジで混乱するよね!!
重い瞼を、どうも居心地の悪い夢から逃げ出すために、無理矢理上げる。
そこで目に入ったのは普段の天井ではなく、見渡す限りのーーーー
札!札!札!!!!!!!!!!!
………は?
札が張られまくる部屋とか、
『呪術廻戦かよ!!!!!!!』
ふと気づけば、私の腕には注意縄が。
エッ、マジデ…
『もしかしてもしかしてー…』
<ガチャ>『五条悟が現れたり!?』
つい興奮のあまり口に出ていたらしい台詞と共に開かれた扉からは…
「あれ?僕のこと知ってるんだ?」
まさかまさかの五条悟が現れました。