• テキストサイズ

暗殺者の愛で方壊し方

第4章 暗殺者は三度(みたび)哭く







「…ひ、っぃうう………っ、ぁあああッッ」




一突きするたびに、仰け反り善がる時雨の身体。
腰を引き寄せて、さらに奥へと入り込んだ。


「ぁああああ…………ッッ」


瞬間。
痛みに、時雨の表情が歪んで。
痛みがこっちにまで伝わるくらいに締まる、時雨のなか。


「痛い…………?時雨」


「い、た…ぃっ、きょー、じゅ」
「そう、それは良かった。動くね?」

「ぇ、や…っ、まッッ!!…きゃぁああッッ!!」


1度射精(だ)したせいか余裕がある。
これならたくさん、時雨を虐められそうだ。




「きょー、じゅ…っ」

ふるふると、弱々しく首を振って。
涙を流して真っ赤に腫れ上がった目元。
汗ばんだ表情に。
また、煽られる。


「っぁああああッッ!!」


ズクン、て。
またおっきくなるのを感じた瞬間、時雨の背中が大きくしなって。
痙攣。
絶頂。

もう何度目かわからない絶頂に、さっきから時雨の身体は震えっぱなしだ。


「はや…っ、きょじゅ、はやくて、ついてけな…っ」



なかがきつくて。
痛いくらいに吸い付いて。
程よい弾力が、包み込む。
気を抜いたら持っていかれそうで。
余裕なくして。
夢中で腰を打ちつけた。


「きょー…、じゅ、それッッ、ほんと、はや…っ」



逃げるように両手を腕へと伸ばして。
腰を引く時雨のからだごと、押さえつける。
途端に。
ぐちゅん、と、先っぽが何かに触れた。


「ひ、ぃああ…ッッ、いやぁあ!!」


ああ、そっか。
まだ『ここ』、責めたことなかったな。


「大丈夫、すぐ善くなるから」


泣き叫んでパニックを起こす時雨の額にキスをひとつ。


「や、だぁ…っ、きょーじゅそこ、へん…っ、あたま、やききれ、る…っ」

「うん、気持ちいいの、止まんないね?」


腰を浮かせて、なんとか逃げようとしても駄目。
泣き叫んでも、離してあげない。
今日は『ここ』、ちゃんと覚えて。
時雨。



「いやぁッッ!!やだやだお願いきょーじゅっ!!とまッッ、とまってぇ!!」
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp