第10章 くどかれる【パピルス】
PLAYERのガラケーは、
れんらくさきがたくさん入っている。
みんな、PLAYERのともだちだ。
「ともだちいっぱいできてよかったねッ!」
「パピルスのおかげ」
とPLAYERはいった。
「うん!
オレさまのイキなはからいによって、
きさまはいろんなモンスターと
なかよくなったね!
まずこのいだいなるパピルスさまでしょ、
アンダインにアルフィー、王さま、
それに・・・・・・兄ちゃん」
「パピルスさまは、
きさまのともだちづくりに
きょうりょくできて、
たいへんまんぞくだ」
「たくさんのおともだちにかこまれて、
きさまがたのしそうだからね!
きさまがたのしいなら、
オレさまもたのしい」
「そう、たのしいハズなのだ・・・」
パピルスはフクザツなかおをした。
「そういえばオレさま、
きさまにつたえたいことがあって
きたんだったッ」
パピルスはゆびをくんでモジモジした。
なにかをいいたそうにしている。
しかし、いいにくいようだ。