• テキストサイズ

Dusty knife【アンテ】

第7章 くどく【アルフィー】





 「あ、あなたのことは
 きらいじゃないよ。むしろ」


 「すきっていうか・・・」


 「でででもっ、それは
 ともだちとしてっ、だから」


 アルフィーはどもっている。
 うつむきかげんに、
 PLAYERをチラチラみている。


 「ごめんなさい!」


 「あなたのかんがえていることが
 りかいできないわ・・・」


 「アンダインのこと、
 おうえんしてくれたのに・・・
 あのとき、すごくうれしかったのに、
 はげましのことばはウソだったの?」


 アルフィーがかなしんでいる。
 PLAYERはまえのはつげんを
 てっかいした。


 アルフィーはあんしんしたようだ。


 「よ、よかった」


 「もう!
 やっぱりからかってただけなんだね!
 わたしジョークとかわかんないんだから、
 か、かんべんしてよっ」


 ぺしぺしっとあたまをたたかれた。


 アルフィーからじょうだんっぽく
 たたかれたのは、はじめてだ。
 PLAYERとアルフィーは
 いぜんよりもたしかに、なかよくなっている。


 PLAYERはアルフィーから
 きらわれなかったことに、あんしんした。


 そして、
 アルフィーにはアンダインがいるのに
 くどいたことに、
 ソウルからしゃざいした。
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp