第6章 くどく【アンダイン】
PLAYERはアンダインと
どうすればイチャイチャできるのか
かんがえた。
PLAYERはアンダインを
ちょうはつした。
「『おまえにはぼくをよろこばせる
ことができない』だと!?」
「バカにするな!!
わたしにできないことはない!!」
アンダインのソウルにひがついた!
ソファからとびあがり、
りょうてでPLAYERのてを
しっかりにぎる。
ふったり、ゆらしたり
しようとしても、びくともしない。
なんてちからづよいあくしゅ!
「わたしとキサマの
ゆうじょうのあかしだ」
「まだたりないか?
だったらハグもしてやる!!」
アンダインは
PLAYERをチカラいっぱいだきしめた。
とても、くるしい。
しかし、PLAYERのソウルは
あたたまった。
PLAYERはアンダインのウデのなかで
だらりと、とけた。
「フンッ、たあいもないな」
アンダインはかちほこったように
アゴをあげた。
「どうだ。
しんゆうのわたしがますます
おそろしくなったか?
すきになりすぎて」
PLAYERは、アンダインの
ウデのなかでうなずいた。
・・・スシのにおいがする。
PLAYERのおなかがなった。
「きさま、まだあさごはんを
たべていないな?」
「わたしもだ!
きさまにおこされるまで、
スッカリねてたからな。
おなかすいたな・・・」
「よし、なにかつくってやる。
まってろ!」
アンダインはうでまくりしながら、
キッチンにむかった。