第15章 恋から愛に変わる時に…・前編(宗さに)※R18裏
〈もしもし、宗三です〉
《もし、もっし…》
〈寝るところでしたか??〉
《だいっ、じょう…ぶ…、どう…したの、宗三》
〈はあ…自分で慰めてたとかですか??〉
《…へえっ!?…なん、で?? 分かるの??》
〈そんな吐息交じりの声して居たら分かりますよ
少し手助けしましょうか??〉
《えっ?…どうやって…》
〈僕がいつもしてるみたいに、
自分の指を動かしてみて下さい…〉
《やっぁ…だぁ…》
〈誰も見ていないから大丈夫ですよ〉
《ぁん、…な…んかっ、ちが、うの》
〈そんな事ないですよ、もう少し奥に…
指を当てて…僕を想像して…〉
宗三の言葉に誘導されて、浅く入れていた指を徐々に深く沈めて動かして行く。
《はっ、あん…ンッ、これ…
んんっ、そーざ、はぁはぁ…》
〈もう少しで…気持ち良くなりますよ、
香澄…イッて…〉
《んんっ、あぁあん、はあ…
あっあっ、そうざ…ィクッ…》
〈頑張ったご褒美は…ちゃんとあげますよ〉
宗三の声を聞きながら興奮する身体を鎮めると、いつの間にか電話が切れていて…ふんわりと後ろから抱き締められた。
「僕が居る時にして下さいよ…
あんな声聞かされたら…したくなりますよ」
『やっ…ん、なんで、居るの…!?』
「僕が留守の間…寂しかったんですか??」
『寂し、かった…んっ、』
「貴方の乱れてる姿、もっと見せて下さい」
『…恥ず、かしッいから、ヤダ…』
「さっき電話では出来てた事が恥ずかしいと思うのは僕が居ると思うからですよ…
何もしませんし、僕が居ないと思って下さい」
そう言うとベッドに仰向け寝ころぶと何もせずにただ香澄の行動を窺う
意を決したように…宗三のお腹に跨がり、膝立ちをして…恐る恐るカッターシャツを持ち上げて裾を自分の口に加えると…頬を赤らめ、モジモジしながら自分の指を秘裂に入れる。
『…ん゙ッ、んんっ…』
「駄目ですよ、声は聞かせて下さい」
『はぁんっ…、そうざッ…あっん、はあ…あ…』