第27章 ○○しないと出れない部屋(後家さに)※R18裏
『―――ひぇ!?』
「本当に香澄姉さんの髪と目が違う…ごっちんさんとお揃いだね…なんでこんな風に変わっちゃったの…?」
驚いた香澄を見ていた麗香が横から鏡を覗き込む。
「ごっちんと契りを交わしたから?
でも普通だとすぐに出てくるからな…
なんかさ…別のコトしたの??」
「~~あぁあ、だからおつうとは喋りたくなかったのに…思った事すぐ言うから!!」
頭を抱えながら後家が少し嫌そうな顔をして呟く。
「でもさ…本当の事でしょ…?麗香も俺とこうなりたい??」
「あたしは…なりたいなと思ってるけど…姫鶴は何にもしてくれないから…そういう対象じゃないと思ってたけど違うんだ?」
「麗香はまだ18歳でしょ…だから保護者の許可が必要なんじゃないの??」
『私は姫鶴さんが麗香の事を大事に想ってくれてるから…好きなタイミングでいいよ』
「………ん~~……じゃあ今からしてもいい??」
麗香の顎に姫鶴は手をかけると、その行動を香澄は慌てて制した。
『……!??そう言う事は誰も居ない時に言うもんだよ…姫鶴さん!!
私達が居るのにしちゃダメ…二人の時にして!!』
「だってごっちんも宣言したし…俺も宣言してていいかなと…麗香の事…奪われたくないし…」
「おつうの気持ちも分かる…
ボク達から言わせてもらうと…二人とも危機感ないよね…本当…姉妹で目が離せないから
昼間は刀剣男士として…接するようにするよ」
後家の言葉に姫鶴は頷くと…二人の声が揃って綺麗に紡がれる…。
「「……二人っきりになれば…好きにさせてもらうから…」」