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木洩れ日の休息・短編集【刀剣乱舞/R18】

第27章 ○○しないと出れない部屋(後家さに)※R18裏


残った5人で御札を剥がすのは結構な数になるが…。

そこで香澄は考えた…
5人全員で御札を剥がして石化が解けた刀剣男士5人
次に10人全員で御札を剥がす行為を繰り返すと、5人で全てやるよりも効率よく御札を剥がせて石化を解くのも早くなり…石化の解けた刀剣男士が自然と増える訳で…人数が増えていくと一人が御札剥がす回数も減っていく。

そうしてる間に石化している刀剣男士の御札が全員剥がし終わり…

『私達の行動でみんなに迷惑をかけてごめんなさい…
これからはそんな事にならないようにしたいから…』

香澄が謝罪の言葉を並べようとしたのを後家が制すると

「暗い話はここまで
ボクは後家兼光、よろしく
ごっちんって好きに呼んでくれていいよ
隠しても仕方ないし…言わなくても分かってると思うけど…ボクは主だけの愛の戦士だから…割り込みも拒否してるからね」

『……ええっ!?ごっちんさん…なんで言っちゃうの…///
あと言ってないのにみんなに分かっちゃうのはなんで……?』

「それは……ボク達にしか見えないからな…言っても信じてもらえないかもだけど…ボクの髪と目の色が…一緒なんだよ」

『……でも私から見ても髪も目も変わってないんだけど…』

「ごっちんの言うとおり…嘘ついてないよ…俺から見ても…ごっちんの色になってる」

「おつう…"あの時"も庇ってくれて助かったよ」

「やっぱり"あの時"のごっちん…??」

「そうだよ、あの時は助かったよ…こうして主にも…おつうにも会えたし…」

「でもあたしから見ても香澄姉さんの見た目は変わらないんだけど…
もしかして…この鏡で見てみる??」

麗香は自身が持っている刀剣男士の名前が浮かび上がる鏡を香澄に渡して覗き込んでみると…。

後家の言う通り…香澄自身の髪と目が後家の色に綺麗に変わっていて…。

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