第20章 恋から愛に変わる時に…・後編(宗さに)※R18裏
その濡れてる香澄を見てるとムラムラしてくる…不動から貰った薬を1錠取り出して宗三も服を着たまま後へ続く…香澄の身体を抱き締めながら…軽く触れるキスをすると…。
「香澄…少し…口を開けて下さい…」
『……んっ??……それっ、何のくすり??」
「……身体熱いでしょう…?
今の状態を緩和する薬ですよ」
『……うまく、飲み込めない…』
「もう…仕方ないですね…」
『……ンッ、っっ……ふっぁ……んんっっ……』
宗三は香澄の薬を自分の唇に咥えるとそのまま香澄の口に押し当てて舌先を香澄の喉の奥へと薬を押し込める…コクンっと音がすると…。薬を飲み終わった筈なの深い口付けは終わらない…自分の舌先で香澄の舌を探し絡ませて吸い込むとピチャッと唾液が混ざり合う…香澄の唇が外の空気を求めるから名残惜しそうに離れる。
「飲めましたね……水も滴る…いい女とは、貴方のような事を言うんですかね…?」
『そーざも水も滴るいい男…だもん、だから…自信ないのっ』
「……僕の言うことそんなに信用出来ませんか??」
『ちがう!!そうじゃないの…昔のそうざの事を何も知らないとあたしなんかが並んでも…
……前世のあたしの方が好きだったんだよね…?
今のあたしは…本当にそーざが好きだったあたしだったのかなって…不安になるの…』
「貴方はそうやって僕の考えを聞かずに"また僕一人だけ"を置いていくんですか??
僕達(刀剣男士)にとっては貴方は貴方だけしか居なかったのに…こんな僕を庇って…貴方(主)を失ったんですよ、目の前で…
たとえ貴方が僕の事を覚えて居なくても…過去の貴方じゃなくても…今の僕が守りたいと…愛してるのは香澄だけです…」
『そうざの弱いところも…全部知りたい…
だってそうざのこと知らないもん…』
「僕の弱点は貴方だけだと思いますよ…
貴方は男に隙を見せすぎなんです」