• テキストサイズ

相澤消太は不健全に恋をする

第12章 幻想叶は緑谷出久とおでかけするⅡ



________

外出も終わり、雄英高校に戻ってきた。
「私、緑谷君の分も帰宅報告するから、ここでいいよ」

「うん、わかった。」

そう言うと緑谷君は寮に戻ろうと背を向けた。
その背中を見て先程言われたことを思い出す。



『僕もクラスのみんなも、幻想さんがすごく優しい人だってこと知ってるよ』



私は……









「緑谷君!!!」
私が突然大きい声を出すので、緑谷君はびっくりして振り返った。


「今日、一緒に来てくれてありがとう!!」



緑谷君の目は大きくて、真っ直ぐだ。



「…………!!うん!僕も話せてよかった!!」











始めて自分から友達の目を見て話すのは
くすぐったくて、すごくドキドキした。
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp